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翻訳作品・研究書など

主宰の田中泰子をはじめ、カスチョールゆかりの翻訳者によるロシアの児童文学や絵本が出版社から出ています。いろいろな動物たちが登場するロシアのお話や絵本をぜひご一読ください。

2009年に出版された本

 
『つる』
Yu.コヴァーリ 文/T.マーヴリナ 絵/田中泰子 訳
ブック・グローブ社 2500円

ロシアで唯ひとり国際アンデルセン賞を受賞した画家マーヴリナと、日本の俳句や芥川文学を愛した人気作家コヴァーリ。絵筆とペンという違いはあるものの、自然に向かうふたりの姿勢に共通点を見出した名編集者リーベットの努力でふたりのコラボレーションがペレストロイカ期に実現。邦訳では『ゆき』『ちょうちょ』が誕生して好評を博し、この6月に待望の3冊目『つる』が完成! ロシアのすがすがしい田舎の空気を伝えるマーヴリナ、人と自然の共生を散文詩のような文体で綴るコヴァーリ――ふたりの芸術家の「言葉」は、子どもから大人まで、読者の胸に深くしみる。
『ゆき』と『ちょうちょ』では、訳者の求めに応じて90代のマーヴリナが日本語版用飾り文字を描きおろし、『つる』のそれは、既に他界していたマーヴリナに代わり、マイ・ミトゥーリチが描いた。ふたりの遺作となった飾り文字も、邦訳3冊セットの魅力のひとつ。

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2007年に出版された本
 

『きつねとねずみ』
V.ビアンキ 文/Yu.ヴァスネツォーフ 絵/田中潔 訳
ネット武蔵野

ねずみときつねの追いかけっこ。穴のそばできつねはイライラ、一方ねずみは余裕たっぷりで、快適な地下の家でのーんびり。最後はチョロリと逃げてしまいます。「3びきのくま」を描いたヴァスネツォーフが、美しく洗練された絵をつけています。

『どうぐはなくても』
V.ビアンキ 原作/田中友子 文/N.チャルーシナ 絵
福音館書店

ロシアの森で出会ったさまざまな鳥の、さまざまな巣。鳥だって快適に暮らしたいし、安全な場所で子育てしたい。工夫に工夫を凝らして作られた鳥たちの巣を、その職人技とともに紹介しています。ロシアの森の新鮮な空気に満ちた絵本です。

『ワニになにがおこったか』
M.マスクビナー 原作/田中潔 文/V.オリシヴァング 絵
偕成社 1260円

ワニのゲーナにある日起こったこととは・・・!? 今まで自分と関係のなかったものが、ある日自分の人生と結びつく。きっかけは単なる偶然だったかもしれない、けれど、その日からそれは、その他多くのものとは違う、かけがえのないものとなる。

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2006年までに出版された本
 

『くちばし どれが一番りっぱ?』
ビアンキ ぶん/藪内正幸 え/田中友子 やく
福音館書店 1260円

鳥たちがくちばしをめぐって言い争っています。さあ、どれが一番りっぱでしょう? 最後は息をつく間もないどんでん返し。ビアンキのお話につけられた薮内正幸氏の日本画のように美しい絵をお楽しみください。

『おしゃべりなもり』
E.シム・N.スラトコフ 作/N.チャルーシナ 絵/たなかともこ 訳
福音館書店 1155円

森の動物たちが会話をしています。くいしんぼうのカッコウや、働きもののキツツキ、冬支度を終えたリスや、冬に産卵するカワメンタイ…。あちらこちらで交わされる会話に動物たちの営みを垣間見ることができます。

『メルヘン・アルファベット』
T.マーヴリナ 作/田中友子 訳・文
ネット武蔵野 2415円

マーヴリナ描くロシアのアルファベット絵本。ロシアの昔話をモチーフにした色鮮やかな文字が並びます。それはまるで、ちりばめられた宝石のよう。巻末にはロシア昔話のあらすじも付いている、充実した内容の豪華絵本です。

『ハリネズミと金貨』
V.オルロフ 原作/田中潔 文/V.オリシヴァング 絵
偕成社 1470円

銅貨を拾ったハリネズミのおじいさんは、冬篭りに必要なものを買いにでかけますが・・・。お金よりも何よりももっと大事なものがある、そんなことをさりげなく教えてくれる美しい絵本です。

『わらの牛』(ウクライナ民話)
E.ラチョーフ 絵/田中潔 訳
ネット武蔵野 1470円

イヌとオオカミのおかしな友情(?)の物語「セルコ」。そのほかウクライナの代表的な昔話3話が収録されています。

『麦の穂』(ウクライナ民話)
E.ラチョーフ 絵/田中潔 訳
ネット武蔵野 1365円

ラチョーフ描くウクライナ民話シリーズ第二弾。「麦の穂」や「オオカミの歌」など動物たちが繰り広げる愉快なお話がつまっています。ウクライナの民族衣装のようなカラフルな挿絵が目を楽しませてくれます。

『てぶくろ』(ウクライナ民話)
E.ラチョーフ 絵/田中潔 訳
ネット武蔵野 1365円

黄色い表紙でよく知られる絵本「てぶくろ」。その挿絵を描いたラチョーフが後に描き直した「てぶくろ」がここには収録されています。ふたつの「てぶくろ」を比べてみてはいかが?

『ちょうちょ』
Yu.コヴァーリ 文/T.マーヴリナ 絵/田中泰子 訳
ブック・グローブ社 2500円
 ※12月増刷決定

「ゆき」につづくコヴァーリ&マーヴリナ・シリーズ第二弾。素朴なロシアの人々の生活の中に広がる現代のメルヘン。何気ないユーモアの中にも大切なものが隠されている、そんなロシアの心に一歩近づけてくれる絵本です。

『ゆき』
Yu.コヴァーリ 文/T.マーヴリナ 絵/田中泰子 訳
ブック・グローブ社 2500円 
※12月増刷決定

画家で詩人のYu.コヴァーリと挿絵画家T.マーヴリナの名コンビ。コヴァーリは、ロシアの自然や人々の暮らしを生き生きと書いています。マーヴリナのユーモラスなイラストもそれに負けてはいません。ロシアの魅力がおもいっきりつまった一冊。

『まほうの馬』
A.トルストイ・M.ブラートフ 文/E.ラチョフ 絵/高杉一郎・田中泰子 訳
岩波書店 1890円

「カマスのめいれい」や「カエルひめ」、「キツネとオオカミ」など、代表的なロシア昔話が楽しめます。ラチョフの美しい挿絵も彩を添えています。

『ハリネズミくんと森のともだち』
S.コズロフ 作/S.オストロフ 絵/田中潔 訳
岩波書店 2100円

ロシアの人気児童作家セルゲイ・コズロフ(アニメ「霧の中のハリネズミ」の原作者)がロシアの森を舞台に書いた不思議なお話。ハリネズミくんや子グマくん、その仲間たちが繰り広げる、ユーモラスでちょっぴりさびしい詩的な世界です。

 

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